萩原電気HLDGS(7467)の銘柄分析

※個別銘柄が出ますが、売買推奨ではありません。

萩原電気HLDGS(7467)の銘柄分析を行ってみます。

目次

基本情報

証券コード7467
株価 (2024/11/8)3420円
時価総額346億円
PER7.4倍
PBR0.7倍
配当金185円
配当利回り5.41%
業界卸売業

この会社はクルマ、製造、インフラ、医療等の技術系商社の大手企業です。(引用:HP) (日経プライム企業)

競合他社としてはミタチ産業, 新光商事、加賀電子等が挙げられます。これら3つと上の表を比較したものを下記に示します。

銘柄名萩原電気HLDGSミタチ産業新光商事加賀電子
証券コード7467332181418154
株価 (2024/11/8)3420円1150円969円2749円
時価総額346億円92億円368億円1578億円
PER7.4倍7.32倍32.08倍8.02倍
PBR0.7倍0.63倍0.58倍0.95倍
配当金185円50円15.5円110円
配当利回り5.41%4.35%1.60%4.00%
業界卸売業卸売業卸売業卸売業

表を確認してみると利回りが5.41%と非常に高い利回りになっております。競合他社の中では利回りが一番高い会社になります。またミタチ産業も4.35%とかなり高めにはなっております。高いので魅力的に見えますが、少し高めのように思えますのでよく中身を見る必要がありそうです。

ここでチャートを確認してみます。

萩原電気HLDGS(7467) 日足株価チャート(引用:株探 2024/11/08現在)

日足の株価チャートを確認してみると、現在右肩下がりの傾向を示しているようです。日経平均のβ値が1.03(0.9より大きい)なので日経平均に連動して動きやすい個別株と思われます。 現在米国大統領選挙の影響で日経平均のperが16.22倍になり、16倍を超えてきております。ちょっと現在日経平均加熱気味になっておりますので様子見しておきます。

萩原電気HLDGS(7467) 週足株価チャート(引用:株探 2024/11/08現在)
萩原電気HLDGS(7467) 月足株価チャート(引用:株探 2024/11/08現在)

次に週足や月足の株価チャートを確認してみます。こちら右肩上がりで上昇はしていますが、1月を境に下げトレンドになってきております。今現在は月足を見ると24ヶ月線上を超えて下がってきているので少し様子見をしたい所です。上昇局面が出てきたら様子を見て購入できればと考えております。継続してウォッチしていければと思います。

業績推移

まずはEPS及び売上高、利益の年毎のグラフを下記に示します。(データ参考:IR-bank)

グラフを見ると、EPSや利益類は少し21年でへこみがありましたが、基本的には右肩上がりで上昇しているようにみえます。売上高も線形に上昇しているのではなく上がり方も加速しているので継続して確認していきたい個別株になります。 直近25年(予想)のEPSが461.73円なので、平均的なPer=15を掛けると、6925.95円になり、現在株価(3420円)よりは大分大きな値(倍近く)になっております。こちらも時間をみて解析を進めれればとは思います。

次に配当金の推移を確認してみます。

配当金に関しては2021、22年で少し下がってはいますが、それ以降大きくなってきております。基本的には右肩上がりの増配続けておりますのでこのまま増配路線で進められるかが気になるところです。現在配当利回りも5.41%とかなり高めになっており、この傾向が続けられるのかが気になる点になっております。

次に配当性向について調べてみてみようと思います。

こちらに関しては、30%あたりをキープしているように見えております、ただ直近40%と大きく上がってきており、そこが少し気になっている所です。まだ継続して見ていく必要はありますが、配当性向が低めで大きな利回りを出してもらっておりますので、25年以降の増加が非常に気になる所になっております。

次に自己資本比率推移を確認してみます。

自己資本比率に関しては基本的に50-40%前後で推移しております。全体的に気になるところは下げ調子になっている所になります。理想値である60%を目指すような形を取ってもらいたい所ではあるのですが、配当性向を上げているので下がってきているのでは?とも思っております。継続して確認して増減を気にしながら進められればと思っております。

最後に営業CF推移を確認してみます。

営業CFに関してはマイナスがそこそこ目立っております。24年以降どのような動きをするかが気になるところです。こちらも継続して動向を確認していくつもりです。

まとめ

以上の事より、萩原電気HLDGS(7467)の銘柄分析の株の分析を行ってみました。かなり高い利回りをもっているのですが財務等の自己資本比率推移や営業CFが気になります。今後共安定して会社を継続出来るのかは継続して確認していければと思っております。ただ売り上げやEPSの伸びは大きいのでキャピタルゲインを狙えるような株とも言えると思います。

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