黒崎播磨(5352)の銘柄分析

※個別銘柄が出ますが、売買推奨ではありません。

黒崎播磨の銘柄分析を行ってみます。

目次

黒崎播磨(5352)の基本情報

証券コード5352
株価3,170円(※2024/6/3時点)
時価総額1,156億円
PER9.04
PBR1.22
ROE13.54
配当利回り3.22%

黒崎播磨は1919年創業に渡り、鉄鋼業をはじめとして素材産業への各種耐火物の製造・販売を行っている会社になります。(引用:HP)

業務内容としては、耐火物事業、ファーネス事業、セラミック事業を展開しており、世界でも3番目のシェアを持つ大きな企業になります。

ライバルとしては先日上げた品川リフラクトリーズ等があげられます。

2023上半期は売上・利益として過去最高を更新した。

黒崎播磨(5352) 日足株価チャート(引用:株探 2024/6/04現在)

ここでチャートを確認してみます。

日足の株価チャートを確認してみると、最近は日経平均と同じように軟調になっており、ピークからどんどん下がってきております。テクニカル的にも下げトレンドで進んでいるように見えます。

黒崎播磨(5352) 週足株価チャート(引用:株探 2024/6/04現在)

次に週足の株価チャートを確認してみます。こちらも23/1からは右肩上がりに上昇しており、現在200日線の所を少し下げているような形になっておりますね。

黒崎播磨(5352)の現在株価は3,090円、時価総額は1,127億円で、PER 8.86倍、ROE 13.54%、自己資本比率48.7%、配当利回りは3.15%となっています。自己資本比率や利回りは高めで高配当株とになるかと思われます。出来高も100万以上ありますし様子を見ながら購入してみたい所です。(2024/6/05時点) 直近は200日線を割っているのでしばらくは様子をみていこうと思っております。

黒崎播磨(5352)の事業内容

上でも書きましたが、黒崎播磨は1919年創業で鉄鋼業をはじめとして素材産業への各種耐火物の製造・販売を行っている会社になります。(引用:HP) セラミックスに力を入れており、収益を伸ばしております。

現在インドでの拡大する需要を捕捉する為に生産能力を高めているらしいとのことです。今後の伸びが期待されるインド市場を見込んでの事で増収も見込めそうですね。

業績推移

まずはEPSの年毎のグラフを下記に示します。(データ参考:IR-bank)

グラフを見ると、2021年下に下がりましたが、基本的に全年通して右肩上がりに推移しているのが見て取れます。直近24年は最高値になっておりますが、25年(予想)だと少し下がっております。基本的にマイナスの年がなく、非常に優秀な企業である事がわかります。インド市場への投資がうまくいけば今後とも利益が上がっていくような気もします。

直近24年のEPSが368.63円なので、平均的なPer=15を掛けると、5,529.5円になり、現在株価(3,170円)よりは大きな値になっております。今回24年度が最高益だったので次の年の増加はどうなのかとは思います。近年の同業種毎のperを見比べて調べて適正な値か調べて再度計算してみたい所です。時間を見て解析出来ればと思っております。

次に配当金の推移を確認してみます。

配当金に関しても基本的に全体を通して年々上昇(右肩上がりで上昇)している事は確認出来ます。大きな会社ですので、配当自社株買い等が発表されたら大きなキャピタルゲインが望めそうな気がします。配当利回り的にも3.15%と高配当なので高配当株のくくりでの扱いをしたいと思っております。

次に配当性向について調べてみてみようと思います。

配当性向に関してですが全体を通しては基本的には30%以下で推移しておりますが、直近は30%代で推移しているような形になっております。極端に大きな配当性向を持っているわけではないので、高配当株として長期的に保有してみたい株になります。引き続き傾向はチェックしていきたいと思います。

次に自己資本比率推移を確認してみます。

自己資本比率に関しては40%~50%程度になっております。少し低いですが40%以下にはなっておりませんし、じわじわ増加傾向です。今後共推移をみていきたい所です。

後に営業CF推移を確認してみます。

営業CFに関しては2017年に赤を出しておりますが、他は基本出しておりません。このタイミングはコロナ化であった事が原因であると思われますが、すぐ回復しております。2023年は低めだったので、こちらも時間を見つけて調べてみたいところです。継続してウォッチしていきます。

まとめ

以上の事より、黒崎播磨(5352)の株の分析を行ってみました。現状高配当株としては少し魅力的な株との事でウォッチしていこうと思います。(自己資本比率が少し低いのと、営業CFで赤があったのが少し気になります。キャピタルゲインに関してもEPSの伸びがどのくらいまで大きく伸びるかが勝負とは思うのですが、ウォッチしながら購入を考えていければと思います。

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