竹内製作所(6432)の銘柄分析

※個別銘柄が出ますが、売買推奨ではありません。購入は自己責任でお願い致します。

竹内製作所(6432)の銘柄分析を行ってみます。

目次

基本情報

証券コード6432
株価 (2024/12/1)4840円
時価総額2372億円
PER7.57倍
PBR1.38倍
配当金200円
配当利回り4.13%
業界機械

この会社は1963年に創業された建設機械市場の大手企業です。有名な製品として世界発のミニショベル世界初のクローラーローダーが挙げられます。(引用:HP) (東証プライム企業)

競合他社としては日立建機小松製作所、住友重機械等が挙げられます。これら3つと上の表を比較したものを下記に示します。

銘柄名竹内製作所日立建機小松製作所住友重機械
証券コード6432630563016302
株価 (2024/12/1)4840円3378円4026円3169円
時価総額2372億円7267億円3.8兆円3895億円
PER7.57倍8.98倍9.88倍11.2倍
PBR1.38倍0.93倍1.26倍0.57倍
配当金200円175円167円125円
配当利回り4.13%5.18%4.15%3.94%
業界機械機械機械機械

表を確認してみると利回りが4.13%と非常に高い利回りになっております。競合他社の中では利回りが3番目に高い会社になります。高い利回りの会社として日立建機(5.18%)、小松製作所(4.15%)が挙げられます。

3.85%より大きな値なので魅力的に感じる数値です。別ページに記載されているような他の銘柄のように高すぎるような印象はありません。中身をもう少し見てみます。

ここでチャートを確認してみます。

日経平均株価 日足株価チャート(引用:株探 2024/12/1現在)
竹内製作所(6432) 日足株価チャート(引用:株探 2024/12/1現在)

日足の株価チャートを確認してみると、8月まで下げ基調の傾向を示していましたが、それ以降長期的に右肩上がりになってきました現在は75日線を超えて上昇しております。しばらく上げ基調が続くのか気になるところです。日経平均のβ値が1.02(0.9より上)なので日経平均に大きく連動して動く株のようです。

日経平均株価は現在ヨコヨコで推移していてperが15.50倍になり、16倍より下になってきております。一応11~16倍の中に入っておりますので、今後下がっていくか様子見しております。

日足比較をしてみると、日経平均の動きとは違い、右肩上がりになっております。このまま継続して増加するのか気になるところです。

竹内製作所(6432) 週足株価チャート(引用:株探 2024/12/1現在)
竹内製作所(6432) 月足株価チャート(引用:株探 2024/12/1現在)

次に週足や月足の株価チャートを確認してみます。週足を見る限り8月の大暴落以降は上げ調子になっており、26週線を超えるかどうかの所になっております月足を見てみると、長期的に上昇局面のように見えます。24ヶ月線を底にして反発しているように見えますので、継続してこの傾向を続けるかが気になるところになります。しばらく様子を見ていこうと思います。

業績推移

まずはEPS及び売上高、利益の年毎のグラフを下記に示します。(データ参考:IR-bank)

グラフを見ると、EPSは全体を通して大きく上がっております売上高も少し直近は鈍化しておりますが、増加傾向です。利益も大幅に上昇しております。今後共上昇していくのか継続して確認していきたい所です。今後為替の動きが激しくなりそうなので、円安に影響を受けやすいのか追々調べていきたいと思います。

直近25年(予想)のEPSが629円なので、平均的なPer=15を掛けると、9440円になり、現在株価(4840円)より大きな値になっております。こちらも時間をみて解析を進めれればとは思います。

次に配当金の推移を確認してみます。

配当金に関しては16年から年々増配を続けているようです。長い目で見てみると右肩上がりの増配を行っており、現状は下がっておりません。現在配当利回りも4.13%と高めとなっており、この利回りが続くのかまたは継続して増配出来るかが気になる点になります。配当性向を確認してみます。

下記に配当性向の結果を記載します。

こちらに関しては、じわじわ上がってきておりますが、最大でも30%前後をキープしております、高配当でこの傾向なので、この傾向が維持出来るかが気になる点になります、2025年以降もどのように動くか気になる点になります。

次に自己資本比率推移を確認してみます。

自己資本比率に関しても60%を超えて70%~80%で推移しており、非常に優秀です。現在もその付近を維持しており、堅実な経営が出来ているように見受けられます。今後とも継続して維持出来るかが高配当株として気になるところになります。継続してウォッチしていきます。

最後に営業CF推移を確認してみます。

営業CFに関して13年以降は全てプラスの傾向を示しております。また最近は大きく上昇しておりキャッシュフローが改善しているように見えます。こちらを継続して確認していきたい所です。

まとめ

竹内製作所(6432)の株の分析を行ってみました。高い利回り(4.13%)をもっており、指標を確認してみたところ配当金の増加、配当性向、自己資本比率、営業CF等非常に優秀と思います。売上等も増加傾向ですので、今後とも継続して確認していきたいと思います。

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